1963年、サンフランシスコのルカトラズ刑務所から受刑者と看守、総勢302名が姿を消す。
そして、現在にその犯罪者たちが次々と当時の姿のまま現れるという「LOST」のような
謎だらけのストーリーでした。
SFPDの刑事レベッカ・マドセン(サラ・ジョーンズ)は不審な男を追跡中に目の前で
相棒が男に屋根から突き落とされて死亡し、そのショックから立ち直れずにいた。
レベッカは元FBIのE・B・ティラー(ジェイソン・バトラー・ハーナー)の
殺人現場に向かうが、現場に現れたエマーソン・ハウザー(サム・ニール)に
現場から追い出されて、事件から外されてしまった。
レベッカは現場から持ち出した証拠品から見つかった指紋が、アルカトラズの元囚人
ジャック・シルヴェインで、ティラーはアルカトラズの副刑務所長だったと突き止めた。
アルカトラズ研究の第一人者のディエゴ・ソト博士(ホルヘ・ガルシア)によると、
ジャックは30年以上も前に死んでることが判明。
レベッカとソト博士はその謎を調べるが、エマーソンに捕まってしまう。
エマーソンとルーシー・バナジー(パーミンダ・ナーグラ)はアルカトラズ島の地下で
極秘任務を行っていて、レベッカたちも協力して、ジャックを捕まえた。
レベッカは看守だったと聞いていた祖父が囚人2002で、相棒を殺した男だったことを知る。
そして、レベッカとソト博士はエマーソンらとアルカトラズの謎を解明することに。
遊園地で狙撃事件が発生し、犯人は消えたアルカトラズの囚人でスナイパーの
ゴブだと突き止め、レベッカたちはゴブの潜伏先を突き止めたが、ルーシーが
待ち構えていたゴブに撃たれてしまった。
レベッカとソト博士は無差別だと思われてたゴブの犯行にある法則を発見し、
ゴブを確保した。
ジャックはアルカトラズで、ティラーに目の敵にされ、離婚された妻は弟と再婚したので、
何かに導かれて、ティラーと弟に復讐していて、手に入れた鍵はなんだろう?
エマーソンはジャックとゴブを秘密の収容施設に収監し、確保した囚人たちを殺さずに
ここに収監していくみたい。
エマーソンは囚人たちが消えた時に、アルカトラズで看守をしていて、ルーシーは
50年前も今と同じ姿でアルカトラズにいて、ルシール・セングプタと名乗ってた。
こんなオチがついてるとは。
どうして囚人たちが消えて、なぜ現代に蘇ったのか、その謎を追うストーリーで、
フラッシュバックに複雑な伏線が描かれていて、JJらしいミステリー作品だった。
謎はすごく気になるけど、頭が混乱しそうな作品だな。
