同僚のブッチと通りがかったマーティンが助けようとするが失敗。
犯人は野球帽を被った大柄でヒゲ面の男で右腕にネコのタトゥーがあった。
去年、被害者のサラが半裸で発見され、彼女がいた倉庫に向かうと拷問の後に
殺されて放置された4人の死体を発見した“人間狩り”と呼ばれる事件と
手口が完全に一致し、採取した指紋・DNAに該当者はいなかった。
事件を担当するマンチは自分抜きで、警部たちが会議したことにご立腹。
それだけ、マンチがいつも以上に捜査に力を入れていることがうかがえた。
ブッチの似顔絵から仮釈放中のタガードが浮上するが、彼にはアリバイがあり
ブッチ、マーティンの面通しもダメで、マンチは仕方なくサラに面通しさせるが
犯人はいないと証言し、彼女は恐怖から夜も明かりを消せないことを知る。
タガードがタトゥーを入れた店に行くと、ネコの図はヒゲ面の元軍人の大男が
持ち込んだものだと判明し、原画を科学分析して採取した指紋から軍を
不名誉除隊したダリル・カーンが浮上する。
自宅を捜索すると、去年の6月以降、カナダまで同じルートを何度も往復していて
その都度、女7人が行方不明になっていた。
マンチとチュツォーラは現地へ向かい、カーンが妻と失調中の男性のIDを使用して
大量の銃を購入していたことが判明し、ATFまで乗り出してくる。
マンチはアニーの救出が優先と言い、カーンが所有する核シェルターにATFと向かうが
アニーは死体で発見され、凍った地面から15人の遺体と3人の子供の遺体も発見する。
カーンの作戦マニュアルから共犯者とNYで合流すると判明し、軍に聞き込みに行くと
カーンは精神鑑定で“反社会的性格”と診断されて除隊になっていた。
軍で仲が良かった配達業者のマーティは目撃者のマーティンと判明。
そしてカーンが車を強盗し、持ち主の母娘を誘拐してカナダに向う事件が発生する。
アニーの携帯を使っていたので電波からカナダとの国境だと判明し、ATFと合流して
潜伏する家に行くとアニーの携帯が巻きつけられていたマーヴィンの死体発見。
そこへカーンが壊れた車の部品を万引きしてカナダで逮捕され、人質は無事と連絡が。
オンタリオ州警察にマンチたちが向うとキャボットが身柄引き渡しを要求に来ていて
カナダの法律では死刑の可能性がある犯罪者は引き渡さないことになっているが
キャボットは殺人犯ではなく窃盗犯での引き渡しを要求し、判事もそれを認めてくれた。
前回は「CSI:NY」のフラックがゲスト出演していたけど、今回はリンジーがゲスト出演と
こういう発見もこのドラマの面白さです。
「ホミサイド」では殺人課だったマンチがSVUとはどうして?と思っていたら
SVUしか空きがなかったのがそうだけど、今では違和感なく見ることが出来る。
最後はやっぱりマンチがサラに“もう明かりを消せるぞ”と報告でエンド。

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非常に見応えのあるエピソードでしたね。
ベンソン&ステイブラーがちょっとしか出てこなかったのは寂しいけれど、マンチの刑事としての情熱が伝わってきました。
ラストシーンが良かったですね。
キャボットもかっこよかったです。
久々にマンチ中心のエピで見ごたえがありました。
彼の優しさや情熱が感じられました。
キャボットも法の抜け穴を利用するとはなかなかやりますね。