ブラックリスト シーズン3 ＃14

行方不明となり死んだと思われていた少年イーサンが突然、保護された。
レッドはリズに望まない子を引き取り“永遠の子供”を約束する
“レディ・アンブロジア”のことを話す。

FBIが調べるとイーサンと同じように死んだと思われてた子供が2人保護され、
発見時、顔や体にペイントが施されていた。
イーサンと1人は自閉症で、もう1人は目が不自由で何も聞き出せなかった。

リズとレスラーは病院にいるイーサンに会いに行くと、イーサンはリズの
ペンに興味を示したところに両親が駆けつけた。
両親との感動的な再会かと思ったら、イーサンが姿を消す2週間前に両親は
イーサンを養子に出そうとしてたとわかる。

森では子供たちを連れた中年女性がみんなにマシューを送り出そうと、
“今日はマシューの日、マシューは何になるの？”と子供たちに聞くと
“チョウチョ！”と元気に答えて、青年テオドアが井戸に何かを落とすと、
井戸からチョウチョが飛び出してきた。
子供たちはチョウチョを追いかけていき、中年女性はテオになんてことを
したのと叱り、井戸の底には骨とマシューらしき子供の手が見えた。

イーサンの母親ジーンはノアにイーサンが見つかって戻って来た。約束と違うと
電話をすると、ノアは勤務先の養子縁組斡旋所にレスラーたちが来たことに
気付いて、例の場所で1時間後にと電話を切って逃げた。

ノアの車に乗ったジーンはテオにビニールで窒息死される。
テオはノアに母さんが子供を傷つけてる。チョウにはしてないと言うと、
ノアは母さんを疑っちゃダメだと、今お前の尻拭いで大変なんだと諭した。

リズはイーサンを自宅に連れて行くが、ワッフルをフライパンで温めようとして
ボヤを出して、警報で銃を持ったバズが飛び込んできたので、ビックリした
イーサンはテーブルの下に隠れ、リズはレッドに警備もお金も要らないと抗議。

FBIはイーサンの父親の口座から息子の失踪後にノアに2万5000ドルが
送金されてたので父親を連行したが、何も知らなかった。
ノアの担当案件で養子の相談後に子供が失踪したのは16件で、すべて特別な
ケアの必要な子供だった。

イーサンの父親は養子に出すことに反対で、そういう子供を狙った犯行と推測。
そして、イーサンは指でペイントされていて、指紋は失踪した子供と判明する。

アラムは児童局のサイトでノアがイーサンの居場所を確認したと気付き、
リズはイーサンと部屋を出ようとしたら、ノアとテオが現れた。
イーサンを逃がし、リズは銃を持ったノアと戦ってるとバズが駆けつけて、
ノアを捕まえてくれたが、テオは逃げてしまった。

レッドはいつものようにグレンに待たされ、元KGBのヴァシリア・パティンカの
捜索を依頼すると今は忙しいと言われ、野性的な女性2人を紹介すると言うが、
それは前回のピットが買っていた2匹のワンちゃんだった。

レッドは偽名で暮らすヴァシリアに会いに行き、グラスノスチのファイルが
見たいと言うが、彼女はあれはもう別の人生と拒否する。
レッドは娘の情報がわかれば答えは変わるか？と言い、ヴァシリアは娘を
連れてきてくれたら変わるが、不可能だから答えはNOと告げた。

リズは赤ちゃんを養子にしたいと言ってる夫婦と会ったことで、自分の母親は
どうだったのかとレッドに尋ねた。
リズの両親は愛し合ってたが冷戦は厳しく、ソビエトが崩壊して父親は君を奪い、
母親はすべてを捨てて2人を追って、火事の夜に父親とやり直そうとしたが、
愛した男が愛おしい娘に命を奪われた2か月後に彼女は岬へ行き、浜に服を脱ぎ捨て、
海の中に消えて行ったと語った。リズはあの夜に父も母も殺してしまったと涙した。

児童保護局はイーサンを連れて行こうとするが、イーサンはテーブルの下から
出てこなくて、テーブルの裏にチョウチョの絵を描いていた。
描いてたのはシジミチョウの種類でアフリカやアジア原産のチョウの親戚で
肉食性だとわかり、何かの儀式かもとチョウの幼虫の販売先を調べることに。

レッドはブリムリーにノアを拷問させて、アーニャ・パティンカの行方を聞くと、
もう手遅れでアーニャは12歳の誕生日を迎えて子供時代が終わり、姿を変えると、
コロニーと呼ばれる場所にいて、息子の死後、妻は他の子を救おうとした。
子供をチョウの姿に変えて自由にしてやる。そうすればずっと子供でいられると。

レッドはレディ・アンブロジアの元に行き、アーニャの守り主だと言い、
兄弟が乗ったカヌーが転覆し、優秀で水泳が得意な兄が溺れて、期待されていない
弟が生き残り、テオはお前が兄さんを殺した、お前が死ねばよかったと言われ
続けていたと語る。

レディ・アンブロジアは2人とも美しく無垢なうちに死ねばよかった。
それならテオもこんなことにはと話してるのを聞いてたテオが僕は醜いと現れる。
デンベはアーニャを救出し、レッドはテオに幸せや喜びを感じ、母親に愛される
資格があると言うと、テオは母親を井戸に突き落とすと自分も飛び込んだ。

子供たちは救助され、イーサンは父親に引き取られた。
ヴァシリアはアーニャと再会し、レッドに“ロストヴァ”のファイルを渡した。
ファイルを見たレッドは悪くなる一方だと。

トムはジーナとの仕事が成功し、リズにレッドから自由になれると電話する。
ジーナはトムにチューリヒに行こうと誘うが、トムは断ると他の強盗仲間と共に
銃で撃たれて始末されそうになり、報酬もジーナに持って行かれてしまう。
トムは何とか生き残り、誰かの部屋で弾を取り出すが、気絶して病院に搬送された。



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