キム・ユンソクがまた悪い男を演じてそうなので、映画「ファイ」を観てきました。
副題から内容は想像できたけど、思ったよりスリリングな展開で集中して観れたが、
ちょっともったいない感じがしました。
当初は劇場鑑賞するつもりはなかったけど、チャン・ヒョンソンが出演中の
育児バラエティ「スーパーマンが帰ってきた」で、この映画のDVD製作現場に
息子2人を連れて行き、キャスト全員も登場し、息子がキム・ユンソクのことを
“骨持ってた人”と言ってたのが面白かったので観ることにしました。
“白昼鬼”と呼ばれる犯行グループの冷酷なリーダーのソクテ(キム・ユンソク)、
頭脳派のジンソン(チャン・ヒョンソン),ドライバーのギテ(チョ・ジヌン)、
スナイパーのボムス(パク・へジュン)、暴力担当のドンボム(キム・ソンギュン)は
誘拐事件の身代金の受渡しに失敗し、その男児をファイと名付け、5人で育てていた。
17歳になったファイ(ヨ・ジング)はソクテらをお父さん、父さん、パパと呼んで、
学校にも行かずに彼らから殺人スキルを学んでいた。
ある日、悪徳刑事のチャンホ(パク・ヨンウ)から再開発地域で地上げ屋が何をしても
立ち退かない夫婦がいると殺人依頼が持ち込まれた。
ソクテはファイも連れて行き、夫のヒョンテクを射殺させた。
しかし、ファイはヒョンテクの家で幼い頃の自分の写真を見つけたことから、
殺害したのは実父で自分は誘拐された子供だと知ってしまう…。
ソクテの過去やずっと謎だった奴隷のように扱われるヨンジュ(イム・ジウン)のことが
後半になってやっと描かれたけど、ちょっと説明不足のような気がして、ジンソンが
もうちょっと絡むのかと思ってたら、呆気なく死んでしまって、みんながそこまで
ソクテに従う理由もよくわからなかった。
ファイが父親たちを殺し始めたのには、育ての親より実の親ってことなのかと思ったら、
ギテには息子らしさを少し見せてたのは救いだったと思う。彼はギテを溺愛してたからね。
最後の方はバイオレンス映画になってるし、不動産会社の部下との闘いはいらなかったし、
エンドクレジッドの後のシーンで上手く片づけられたような気がしてしまった。
それが韓国映画と言えば、そうなんだけど。
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