15シーズンも続いた「ER」のファイナルエピソード。
最終回の前に「ER レトロスペクティブ」という特番が放送され、いつの間にか消えていた
オープニングが復活し、新旧メンバーの名前がクレジットされ、一気にテンションUP!
午前4時から翌朝までのERの出来事が描かれ、仮眠中のモリスがリディアに起こされるシーンは
マークがリディアに起こされたファーストシーンを再現してたが、リディアはいつの間にか
消えてたのに、何事もなかったかのように再登場してるし。
アレクシス・ブレデル(ギルモア・ガールズ)がインターンのジュリア役で登場し
ブレナーとカーターと共に破水して病院に向かう途中で事故にあった妊婦を担当。
母親は双子の女の子を出産するが、子宮内反症で大量出血し、ジュリアはカーターの指示で
出てしまった子宮を手で押し込んで、そのままオペ室へと運んで、双子は父親に抱かれて
お兄ちゃんたちとご対面したが、母親が亡くなったことでショックを受けるジュリアの姿は
昔のカーターを思い出させた。
カーターは恵まれない人たちの医療施設“ジョシュア・カーター・センター”を作って
完成セレモニー前にスーザン、ウィーバーを施設に案内した。
ERではプラットの弟 チャズがカウンティの医学部志望の大学生たちを案内するが
その中にグリーン先生の娘 レイチェルがいた。
カウンティに戻ったカーターはレイチェルと再会し、エリザベスがいるデューク大学の進学して
エリザベスも付き添いでシカゴにいると聞き、カーターは後で会おうと誘った。
セレモニーにはスーザン、ウィーバーにベントン、リースも参加したけど、リース役は
幼い時と同じ子役がしてたみたいで、来ないと思ってたケムも遅れてやって来たので
カーターは喜んだけど、ケムはまだジョシュアを亡くしたことから立ち直ってなかった。
翌日、パリに帰国するケムにカーターはランチして、湖畔を散歩しようと誘ったが
明日電話してと言われてしまう。
カーター、スーザン、ウィーバー、ベントンがバーで飲んでいるところにエリザベスと
レイチェルも合流し、みんなで楽しい時間を過ごして、カーターはスーザン、レイチェルと
ERの見学に行こうとカウンティに行くことに。
スーザンは懐かしい看護師たちと話したり、カーターはレイチェルに点滴の仕方を見せたり
インターンたちはERでの体験をレイチェルに話したりしてるところに、変電所の爆発事故で
負傷者が多数搬送されるとの連絡が入り、一気に緊張感のあるERとなった。
みんなで入口で待機して、次々と到着する負傷者をモリスがトリアージして患者がERに運ばれ
その様子を圧倒されてたレイチェルにカーターは“ドクター・グリーン、こっちに来なさい”
と声をかけて、レイチェルもERに入って行った。
そして、ERのテーマソングをバックに、カメラはERの入口から徐々に引いていって
初めてカウンティ病院の全体が映し出されて終わったが、その演出に感動してしまった。
カーターはケムに電話することが出来たのかな?
カーターは施設運営のためにシカゴに滞在することになるだろうし、時々はカウンティに
顔を出してくれて、グリーン先生から教わったことをレイチェルに受け継いでくれるかなと
カウンティにドクター・グリーンが誕生する日も近そうだ。
「ER」はBS2で放送が始まった第1話からずっと観てるので、思い入れのあるドラマで
スティーヴン・ボチコの作品でアンサンブルドラマは観慣れてたけど、初回の放送で
独特のカメラワークにビックリし、まるで自分の目でER内を見て回ってるかに思えた。
ドクターたちはヒーローとしてだけで描かれてなく、一人の人間としての弱さも
きちんと描かれていて、親近感を覚えるキャラになっていた。
こういうハイグレードなドラマには、もうめったに出会うことはないだろうな。
本当に15年間、ありがとう!そして最後まで放送してくれらNHKにも感謝です。
2011年03月20日
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ER ファイナル
Excerpt: NHK BS2で放送していた「ER緊急救命室」ファイナルシーズンの 放送が終わりました。 始まってから15年、シーズン15とはすごい長寿番組です。 キャストが結構入れ替わるので、飽きることもなく..
Weblog: 海外ドラマニアの戯言
Tracked: 2011-03-23 18:32
私は、ERは途中から視聴し始めて
見ていなかったシーズンは、後から見て
って感じだったんですが、見るたびに
「いいドラマだな〜」って感じました。
このドラマは、本当に傑作ですね。
本当に面白いドラマでした。
15年も続くと視聴者の方も思い入れは強いし
ファイナルシーズンはファンのことを考えた
エピソードだったなと思いました。