朝廷内は老論派と少論派・南人派などの派閥争いがあり、祖父の第21代国王 英祖の時代に
陰謀に巻き込まれた父親の思悼世子が米びつ事件で亡くなった少年時代のイ・サンが出会った
テスとソンヨンとの友情や恋愛を中心に描かれるのかと思ったら、政治的要素が多かった。
思悼世子については、「大王の道」で予習できてたので助かった。
前半は世子のイ・サン(イ・ソジン)が老論派から命を狙われたりし、テス(イ・ジョンス)
ソンヨン(ハン・ジミン)に側近のホン・グギョン(ハン・サンジン)によって窮地を脱出して
やっと王に即位し、正室・孝懿王后(パク・ウネ)が体が弱くて、子宝に恵まれないので
イ・サンがソンヨンと両想いだと知って、ソンヨンを側室に迎えようとするが、イ・サンの母
惠嬪(キョン・ミリ)からの猛烈な反対で断念することに。
ソンヨンが側室にならなかったことで、テンションが下がってしまったが、惠嬪が選んだ
ホン・グギョンの妹が側室になったことで、ホン・グギョンが野心に走ってしまい
対立する孝懿王后を罠にハメたりした末に失脚するあたりから、やっと面白くなってきて
やっとソンヨンが側室となって、王子を産んだあたりが最高潮だったが本当にここまで長かった。
そこからカット版を視聴してたせいもあるけど、ソンヨンが産んだ王子が世子になったと思ったら
呆気なく病で亡くなり、ソンヨンも亡くなったところで、またもやテンション下がってしまって
視聴がストップしてしまった。
監督が「チャングムの誓い」と同じなので、キャストもお馴染みに人ばかりで、イ・サンの正室
孝懿王后(パク・ウネ)と側室となったソンヨン(ハン・ジミン)はチャングムの女官時代と
医官時代の友人だったし、キム尚宮とヤン尚宮はスラッカンでなぜか懐かしいとか小芝居してるし。
今回はソンヨンが図画署の茶母だったので、図画署が宮廷行事だけでなく、尋問風景など
いろんなことを描いて、記録にして残してた部署だったんだと知ることが出来た。
正祖(イ・サン)は「風の絵師」とかにも出てたけど、ドラマによってはイメージが違うが
いろいろと改革を行った偉大な王という感じがした。
病死だけど毒殺説もあるらしく、祖父の英祖も前国王でチャン・ヒビンの息子だった
景宗を毒殺した説もあるので、陰謀だらけの時代だったのかなと。
次は英祖の生母を描いた「トンイ」が放送なので、そのあたりも少しは出てくるかな?
朝鮮三大悪女のチャン・ヒビンも登場するので楽しみだ。
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ソンヨンまであっさり死んだのには、
ちょっとびっくり!でした。
英祖の前国王がチャン・ヒビンの息子になるんですか〜。
当たり前ですが、いろいろなドラマがつながって
見えてきて面白いですね。
トンイも楽しみです。
病のソンヨンは妊娠中だったのに、お腹の子はいつの間にか
いなくなっていたのも変でしたよね。
そう、英祖の腹違いの兄がチャン・ヒビンの息子なんですよ。
「トンイ」では幼い英祖も登場しそうですね。